この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月13日)

» きのうのレシピ「ホタテとクレソンの豆鼓炒め」


vol.303 イカとにら炒めのっけ焼きそば

 前回も使ったにら、残りはイカと炒めて焼きそばにしましょう。香りの強いもの同士と相性がいいのは、なんといっても焼きそば麺。味見のつもりが全部食べてしまいました。イカの誘引力はすごい。

■材料(1人分)

・生イカ(輪切りやゲソになっているもの):100g
・にら:40g
・もやし:50g
・焼きそば麺:1人前
・油:小さじ2

[A]
・酒:大さじ1
・かたくり粉:大さじ1/3

[B]
・鶏がらスープの素:小さじ1
・醤油:小さじ1
・水:大さじ1
・酒:大さじ1と1/2

[C]
・おろし生姜:小さじ1/2
・ごま油:小さじ1/3

■作り方

(1) イカは食べやすい大きさに切って容器に入れ、[A]を加えて混ぜておく。にらは4センチ幅に切る。[B]は容器に入れてよく混ぜておく。

(2) フライパンに油小さじ1(分量外)をひき、中火にかけて焼きそば麺を入れて3~4分ほど焼きつけたら返し、さらに3分ほど焼いて、全体をほぐしておく。

(3) フライパンに油小さじ1(分量外)をひいて中火にかけ、イカを入れて軽く炒め、全体に色が変わってきたら、にらともやしと[B]を加えてさらに炒め、[C]を加えて全体をひと混ぜする。

(4) 器に(2)をのせ、(3)をのっける

 昨日しらいさんが「ホタテマン」って書いてましたけど、元ネタ分かる人はどのくらいいますかね(笑)。分かる人、多分私としらいさんと気が合います。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.13(月)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔