旅先での食事は、その国の印象を左右する重要な要素ですよね。長く通い続けているハワイには、私の中での「殿堂入りのお店」や必ず食べる「マストディッシュ」など、お決まりのグルメがいろいろとあります。
こうしたお店については書籍やSNSでも発信していますが、今回は最近オープンしたお店の中でも「ここはリピしたい！」と思ったところや、「実は密かに通って食べているもの」をご紹介。
ハワイには、みなさんがよく訪れているのではないかというお店のほかにも、魅力的なお店がまだまだたくさん。「ここ、私も好き！」「へー！ こんなお店があるんだ」、そんな声が聞けたらうれしい。
おすすめの利用時間帯やマストディッシュもあわせて、ちょっとニッチなスポットをこっそりとお届けしますね。
8:30 Breakfast
朝はサクッと軽めに。でも、適当に済ませるのはもったいない！ 1日のスタートはご機嫌で迎えたいから、とっておきのお店へ。
◆Tropical Tribe（トロピカル・トライブ）
絶品アサイーボウルのカフェ
ハワイといえばアサイーボウル。私が飽きずにリピしているのはここ！
夢中になる理由は、ブラジル出身のオーナーが仕入れる産地直送のアサイーとガラナでつくるベース「トロピカルトライブボウル※」。これが絶品なのです。
選べるトッピングは、いつも「パイナップルパラダイス」を。バナナが入っていないから、重くないし甘くない。雑味のない大人の味が楽しめますよ。
ちょっとおもしろいドリンクなら、「アサイーソイラテ」（7.25ドル）。んっ!? 想像できませんよね（笑）。私も初めは恐る恐る口にしたのですが、アリです。コーヒーの苦みが加わることでさっぱりと飲めて、しかも意外と普通の味！ アサイースムージーを甘く感じる方におすすめです。
※ベースは2種類。「トロピカルトライブボウル」と、もうひとつはいろいろな種類のフルーツをミックスした「ハワイアンボウル」。
Tropical Tribe（トロピカル・トライブ）
◆Pōʻai by Pono Potions（ポアイ・バイ・ポノポーションズ）
フレーバーシロップを使ったコーヒーが楽しめる本格カフェ
本格カフェなら、ダウンタウンにあるこちらに。人気フレーバーシロップ店が運営するお店で、ユニークな組み合わせのコーヒーが味わえます。
絶妙な味のバランスに惹かれて通っていたところ、オーナーが元バーテンダーと聞き納得。エスプレッソにワイアルアハニー、ジンジャーシロップ、オーツミルク、シナモンを組み合わせた「スミス・ストリート・サンライズ」（6ドル）がお気に入り。
11:00までの朝食メニューがまた美味です。チャパタにほうれん草、卵、マックナッツペスト、チーズをサンドした「エコル」（9ドル）は、バジルの香りが食欲をそそる。
店頭で販売されている「'Ulu ＆ Kalo Bakery」のヴィーガンスイーツも見逃せません。おすすめは、バナナブレッド（1スライス 5.5ドル）とチョコチップクッキー（6枚入り ９ドル）！
Pōʻai by Pono Potions（ポアイ・バイ・ポノポーションズ）
2024.02.16(金)
文・撮影＝小笠原リサ
