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 何気ないいつものごはんも、盛り付けるうつわを変えるだけで華やかに見えたり、会話が生まれるきっかけになったり。新生活を始めた2人の食卓を豊かに彩ってくれますように……そんな想いを込めて、結婚祝いにうつわを贈りませんか? 今回は神宮前「うつわshizen」のオーナー・刀根弥生さんが、結婚祝いに贈りたいうつわをご紹介。

 取り皿やケーキ皿にと使い勝手のいい5~7寸サイズ(※)はペアで贈るのがおすすめ。
※1寸=約3センチ。5寸の場合は直径約15センチ。

» たくさん盛ってシェアできる大皿篇


食卓に凛としたアクセントを加える、マットな黒

 神奈川を拠点に木工作品を制作している「工房くさなぎ」が手がけたお皿は、木地の上から和紙を貼り、黒い漆を塗り重ねることで生まれる自然な凹凸や、マットな質感が魅力。使い込むほどにつやが増し、経年変化も楽しめる。

「そのままパン皿として使うほか、お正月など“ハレ”の日の取り皿に……と様々なシーンでお使いいただけます。漆はガラスと組み合わせても素敵なので、ガラスボウルの敷き皿として使うのもおすすめ。カラフルな野菜のサラダがよく映えます」(刀根さん)

2023.12.09(土)
文=河西みのり
写真=平松市聖