パスタも自然派&ヘルシーな美味揃い
もちろんパスタも食べ逃せない! 特に、植竹シェフのスペシャリテでもある「縞海老とカラスミの冷製カペッリーニ」は必食だ。
修業時代から毎日作っているという名物で、縞海老の甘さとカラスミの旨み・塩気、そしてニンニクを使わないトマトのソースが黄金律で絡み合う。
コースでは突き出しとして出されるので、「もう少し食べたい」と思っているリピーターも多いはず。ここではそれが叶います。
生パスタも充実。兵庫県・淡路の製麺所に依頼し、さらに1週間熟成をかけたパスタは、とてももちもちし、ソースがよく絡む。
ナポリのS字パスタ「カサレッチェ」も生で、ボロネーゼソースはメイン料理に使う高級な和牛の端材を使うなどフードロス対策にも。
メインはストウブ鍋を使った藁焼きグリル
メインにはストウブ鍋と「藁」を使って香りよく、しかもしっとりと仕上げた肉料理がおすすめ。鍋の中で燻製になるような状態が作られるので、藁焼きの香ばしい香りを素材に纏わせることができる。
ほかにもその日のおすすめ料理が充実し、まさに「毎日行きたくなる」に違いない。
デザートもお楽しみ。秋の限定「栗のカフェラッテ」は、植竹シェフがイタリア・ピエモンテで出合ったマロングラッセとエスプレッソの組み合わせからヒントを得た、こちらもシグネチャー。ほろ苦いカカオのチュイルも添えている。
また、「目の前で完成する“出来立て”ティラミス」なども演出から楽しみだ。
2023.11.14(火)
文=CREA編集部
撮影=榎本麻美