珍しくて体に良い食材で、ひと味違うグルメ体験を

パイナップル

ハ二ークリーム・パイナップルは芯まで食べられる

 言わずと知れたハワイの代表的な果物。「生産が追いつかない! 人気のパイナップルを食べ比べ」 で紹介したハワイ・パイナップル・カンパニーのパイナップルと、「食べたことない、見たことない! ハワイの果物を楽しもう」 で紹介したフランキーズ・ナーサリーのハニークリームの2種類を持ち込みました。日本に持ち帰る場合、お店の人に食べごろを聞いて買うか、いつ食べたいかを伝えて、その日に美味しく食べれるものを買うと良いでしょう。フレッシュな美味しさを、そのままどうぞ!

アップルバナナ

 ハワイでバナナといえばアップルバナナです。程よい酸味のある小ぶりのバナナです。日本にはまだ固くて色も緑のうちにも持ち込みますが、食べごろは、酸味が好きな方は黒い斑点がバナナの皮に出る前に食べるとほんのりアップル風味の味を楽しめます。甘さを楽しむには黒い斑点がしっかり出てからいただくと、ゆる~い酸味とほんのりとした甘みが加わり、さっぱりしたバナナとしていただけます。

カラムンガイ(モリンガ、ワサビノキ属)

 フィリピン人が“カラムンガイ”と呼ぶ植物は、“モリンガ”としてサプリメントなどで知られています。この植物は驚くほど栄養価が高く、別名を「命の木」とか「ミラクルツリー」などと呼ばれているものです。

 カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミン、βカロチン、ポリフェノール、アミノ酸などの多くの栄養素を含有しているそうです。またとても生命力が強いこの野菜は、私が日本に持ち帰ったあとも、冷蔵庫で長く保存することができました。少ししんなりしてきた時、茎を水につけると、葉がまた活き活きとすることもあります。

 ハワイではスープなどにいれて食べることが多いようです。本来、カラムンガイは食べられないところがないそうですが、茎は固いので、私は葉っぱのみを料理に使っています。生だと少し渋みを感じるので、炒めたり煮たりすれば食べやすくなります。色々な料理で試してみてください。

ケール

 KCCファーマーズ・マーケットでは、「カリスマシェフも賞賛する尾辻ファームのケールの青汁」で紹介した尾辻ファームの青汁ジュースが知られています。ビタミンの含有量が多いケールには、ビタミンA、カルシウム、カロチン、ビタミンC、たんぱく質や植物繊維、葉酸が多く含まれます。サラダにすると、食べ慣れない日本人のなかには食べにくいと感じる人もいるようですが、尾辻ファームの青汁のように甘みのある果物と一緒に生ジュースにすれば子どもにも飲みやすく、炒めれば和風味にも洋風味にも合う、使い勝手の良い食材です。

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2014.01.19(日)