この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年11月2日)

» きのうのレシピ「マグロの納豆錦木のっけ丼」


vol.111 クジラユッケごはん

クジラユッケごはん。
クジラユッケごはん。

 ある日のお刺身コーナー、クジラの赤身肉がサクで売られていました。よい味わいのものが手に入りやすくなりましたね。背中部分にあたる赤身肉、ユッケにすると実においしい。つけダレにしばし漬けるのがポイントです。

■材料(1人分)

・クジラ赤身肉:50g
・ごはん、いりごま、刻み青ねぎ:適量
・卵黄:お好みで

【A】
・醤油:大さじ1
・砂糖:小さじ2
・ごま油:少々(小さじ1/5ぐらい)
・おろし生姜:小さじ1/3

■作り方

(1) クジラ肉を食べやすい大きさに切る。

(2) Aを容器に入れてよく合わせ、(1)を5~10分ほど漬けておく。

(3) ごはんを器に盛って(2)をのせ、刻み青ねぎとごまをふる。

 クジラ、サクの大きさにもよりますが、4センチ×1センチ×1センチぐらいに切ると食べやすいと思います。ざっくりで全然OKですけどね、目安までに。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.11.02(木)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔