この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年7月16日)

» きのうのレシピ「とろ玉しらすのっけごはん」


vol.2 カツオの梅トマトのっけごはん

カツオの梅トマトのっけごはん。
カツオの梅トマトのっけごはん。

 いよいよスタートしたこの新連載、白央さんと私の食の交換日記です。交換日記なんて中学生以来で、楽しみです。

 記念すべき私の1回目は、カツオにご登場いただきました。

 ここ数年「隙あらばタンパク質」をモットーにタンパク質の摂取に励んでいますが、カツオはその中でも超優秀食材。100gでなんと約30gのタンパク質が摂れます。

 しかも低脂質。「困った時のカツオ頼み」で、疲れていて何を食べていいかわからなくなっているときは、カツオを選べば間違いないですよ。

 今日は「同じ色は相性がいい」という法則でトマトに梅干しを混ぜたものをのっけて。カツオはちょっとクセがあるので、生姜も少し入れました。

 ついでにゴーヤものせちゃって。栄養価はわかりませんが、とにかく身体に良さそうなので身も心も大満足です。

■材料(1人分)

・トマト(1cm角切):1/2個
・梅干し(種を除いてたたく):1個
・生姜すりおろし:小さじ1
・カツオ(サク):100g
・ゴーヤ:1/4本
・玄米ごはん:適量

■作り方

(1) トマトと梅干し、生姜のすりおろしを和えて、たれを作る。

(2) カツオは薄めに切り分ける。ゴーヤも薄切りにしてサッと茹でて冷水にとる。

(3) ごはんにゴーヤ、カツオをのせ、トマトのたれをかける。

 カツオは、背側を選ぶとよりヘルシーです。今年はカツオが豊漁だそうですよ。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.07.16(日)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔