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 「ああ、うなぎが食べたい……」。土用の丑の日も控え、夏になると無性に食べたくなるのが、うなぎの魔性。ならば、今年はうなぎ愛好家のお墨付きをいただこう。ふわふわ且つ、しっかり肉厚のうなぎを厳選。これで夏のテンションも運気もうなぎ昇り?

 そして、暑さで食欲がないときでも、ツルッとした喉越しでほどよくお腹を満たしてくれるのがそうめん。シンプルだからこそ、実は奥深い「そうめん文化」。いつもと違う極みの涼を常備しておきたい。


◆林屋川魚店「一本焼うなぎ」

 関東有数の清流、那珂川の伏流水を利用して活けじめにしたうなぎは格別。

 発送日の朝、厳選した活うなぎを氷でしめ、香ばしくふんわり焼き上げたものを出荷する。

「栃木県在住の友人に教えてもらったお店。うなぎは肉厚で、焼き加減が絶妙。白焼きのままでも、付属のたれで煮てもよし。ちなみに鮎もおいしいです」(嶺月さん)

林屋川魚店
[栃木県]

配送方法 冷蔵
https://shop.nasu-hayashiya.co.jp/

◆海老仙「冷凍 特選うなぎ長白焼き『ジャンボ』」

 浜名湖産うなぎをいつでも食べたいときに。

 おいしさそのままの独自の凍結法で、うなぎ本来の味わいを自宅で再現。

「100年続く老舗で、安定のおいしさです。浜松出身の義兄のイチオシで、高校生のときに初めて白焼きを家で食べ、非常に感動した思い出あり。コスパも優秀。たれ付きなので、蒲焼きにしても白焼きをわさび醤油でいただいても美味です」(嶺月さん)

海老仙
[静岡県]

配送方法 冷凍
https://www.unagiclub.com/

2023.06.30(金)
Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)
Photographs=Wakana Baba
Food coordinate & Styling=Nobuko Nakayama

CREA 2023年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

母って何?

CREA 2023年夏号

母って何?

定価950円

CREAで10年ぶりの「母」特集。女性たちにとって「母になる」ことがもはや当たり前の選択肢ではなくなった日本の社会状況。政府が少子化対策を謳う一方で、なぜ出生数は減る一方なのか? この10年間で女性たちの意識、社会はどう変わったのか? 「母」となった女性、「母」とならなかった女性がいま考えることは? 徹底的に「母」について考えた一冊です。イモトアヤコさん、コムアイさん、pecoさんなど話題の方たちも登場。