10カ月ぶりの新アルバム『DARK BLOOD』でカムバック!

 7人組のボーイグループENHYPENが4th Mini Album『DARK BLOOD』で10カ月ぶりにカムバックを果たした。リリースを記念し、韓国で行われたメディアショーケースの様子をレポートする。

 ENHYPENは新しい世界に入り込んだ少年たちの物語を描いた『BORDER』シリーズで2020年にデビューしてから、複雑で矛盾した世界と出会った『DIMENSION』シリーズ、そして、未来につながる同世代のために一歩先に道を探しに出た『MANIFESTO』シリーズと、作品ごとに異なるストーリーを描いたアルバムを発表してきた。

 今作の『DARK BLOOD』には、コロナ禍を経てENGENE(エンジン 注:ファンダムの愛称)とオフラインで対面し、直接の声援を受けたことで、より深まったという感謝の気持ちとファンたちとのつながりをこれからも大切にしたいという思いが込められている。

「去年から今年の初めまでワールドツアーを回りながら、実力的にもアーティストとしてもたくさん成長したと思います。成熟したENHYPENで戻ってきましたので、ぜひご期待ください」(HEESEUNG)

「デビューしてからもう2年半が経ちました。その分、さらにプロフェッショナルな姿を皆さんにお見せしなければならないという気持ちでカムバックしました」(JUNGWON)

 2022年9月のソウル公演を皮切りにスタートした初のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR<MANIFESTO>』では12都市、計22回の公演を成功させた。さらに、京セラドーム大阪の追加公演では計8万人を動員し、第4世代としては、デビューから最短でドーム公演の記録を残した。

 そんな記録を打ち立てた彼らが満を期して発表するのが今回のアルバムだ。

2023.05.24(水)
文=CREA編集部