ショーケースで魅せた圧巻のパフォーマンス

 ショーケースでは、タイトル曲の『Bite Me』を女性ダンサーとともに披露。これまでのキレのあるダンスとは異なった、しなやかでありながらも魅惑的な雰囲気となっている。圧巻のパフォーマンスを終了した後には思わず会場が静まりかえったほどだ。

「タイトル曲で初めてイントロを担当したので、ステージを盛り上げようという気持ちで一生懸命パフォーマンスしました。とても緊張しましたが『Bite Me』の活動が好スタートを切ったようで本当に良かったです」(SUNOO)

 『Bite Me』の制作にはメンバーも参加。NI-KIは「ワールドツアーの途中で『Bite Me』のデモをもらったのですが、ホテルの部屋で振付を作り、韓国に帰ってきてから練習室で動画を撮りました。自分のスタイルを盛り込んだ振付が採用されて嬉しかったです」と振り返った。

 レコーディングディレクションに参加したHEESEUNGは「レコーディングするときに様々な角度からアプローチして、メンバーの特性を最大限引き出そうと試みました。メンバーのみんなも満足しているようで、とても嬉しく思います」と笑顔で語った。

 ショーケースではメンバー自ら音楽に合わせてポイントダンスを披露。

「血を欲する少年の姿をダンスで表現しています。魅惑的でダークな雰囲気になるような振付を考えてみました。僕たちの表情にも注目していただけると嬉しいです」(NI-KI)

「首を2回タッチしたあと、首を噛む姿を連想させるように首を包む動作があるのですが、それが『Bite Meダンス』です。それから、手を差し出してから指で来いというように2回叩く動作で“僕を噛んでほしい”というニュアンスを表現した『Come hereダンス』もあります」(JAKE)

2023.05.24(水)
文=CREA編集部