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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
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vol.274 明石のめぐみのっけうどん
料理研究家・上田淳子先生のスーパーナビゲートで兵庫県明石市を旅してきました。「魚の棚(うぉんたな)商店街」という実に魅力的な通りがあり、そこで焼き穴子を購入。穴子の頭をサービスして頂きました。出汁にするといいよというアドバイスをいただいたので、穴子の頭で出汁をとって。上田先生おすすめの明石の水菜とわかめものっけて。
「関西の水菜はさっと湯にくぐらせるだけ、煮すぎちゃだめよ」という上田先生の言いつけに従い、今日は熱々のうどんにのっけて混ぜながら明石のめぐみを頂きました。
■材料(1人分)
・焼き穴子:好きなだけ
・水菜:1/4束
・わかめ:適量
・うどん:1玉
・出汁:300ml
■作り方
(1) わかめは水でサッともどす。水菜は5センチの長さに切る。
(2) うどんは袋の表示通りに茹で、器に入れる。温めた出汁をそそぎ、穴子、水菜、わかめをのっけて、混ぜながら食べる。
水にあなごの頭を入れて煮ること30分、実においしい出汁がとれました。あなごの出汁茶漬けと炊きこみごはんにも使いましたよ。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.04.14(金)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔