Column：CREA Traveller

【エクスプローラジャーニー】最高峰のラグジュアリーと夢を乗せたジャーニー

張替裕子（Giraffe）

TRIP

2024.10.25

　ラグジュアリーの概念を再定義し、クルーズを超えた極上の“ジャーニー”を生み出す。

　そんな創業ファミリーの夢が結実した新しいラグジュアリー客船ブランド、「エクスプローラジャーニー」。ここから、海と繋がる唯一無二の旅が始まる。

身も心も海と繫がる真にラグジュアリーな

優雅なデザインと環境に配慮したテクノロジーが融合した「エクスプローラⅠ」。エクスプローラジャーニーでは2028年までに6隻が就航予定。

　真にラグジュアリーなクルーズとは何か。その問いに対しMSCグループのオーナー、アポンテ・ヴァーゴファミリーの答えが最高級ライフスタイル・オーシャンブランド「エクスプローラジャーニー」だ。

プライベート屋外ジェットバスがあるテラスを備えた“リトリートレジデンス”。プライベートバトラーサービス付き。

　第一号船である「エクスプローラⅠ」の船内に広がるのは、ラグジュアリーリゾートホテルを思わせる空間。客室はすべてテラス付きオーシャンフロントの洗練されたスイートで、海との繋がりを体感できる開放的な4つのプール、豊富なレストランやバー・ラウンジなど施設も多彩。

　エレガントリゾートカジュアルの服装で、思いやりに満ちたホストのサービスに触れて毎日を過ごせば、我が家にいるようなプライベートなくつろぎを与えてくれる。

まさに海との繫がりを体感できるインフィニティ・プール「アスターンプール＆バー」。

　そこにあるのは、海を通じて周囲の人々や環境と繋がり、心身が新たなエネルギーで満たされる時間。エクスプローラジャーニーはそれを「Ocean State of Mind（海とのつながり）」と呼ぶ。最高級のくつろぎと癒やしに満ちた客船の時間こそがラグジュアリーであり、クルーズを超えた“ジャーニー”なのだ。

18のキッチンステーションが並び、作りたての料理を味わえるオールデイダイニング「エンポリウムマーケットプレイス」。

　食の楽しみも、この旅の大切なコンセプトだ。5カ所のレストランでは酒類も含めてすべてが無料。寿司などの和食やアジア料理が揃う「サクラ」、タパスなどの地中海料理をカジュアルに楽しむ「メッドヨットクラブ」などで供される、素材を生かした様々なメニューに目移りすることだろう。

スペシャリティのアジアンダイニング「サクラ」。寿司カウンターを備え、和食などアジア各国の料理が揃う。

　全く新しいオーシャンブランドとして、非日常の癒やしを提供し、ラグジュアリーな船旅を新たに再定義する「エクスプローラジャーニー」の船上で、海と繋がる満ち足りた時間に身も心も浸りたい。

エクスプローラⅠ［A JOURNEY TO THE GREATS OF ALEXANDER, SAINT JOHN&CONSTANTINE］

内容　アテネから8日間かけてイスタンブールへと向かうコース。エーゲ海の美しいビーチを経由して古代の痕跡を辿る。
料金（1室）　$4,050～（2名利用の場合の1名料金）※2024年10月現在
運航日　2025年4月28日～5月5日
https://icruises.jp/p/search/detail/EXJ-E120250428-007

【お問い合わせ】
iCruise
電話番号　03-6450-2560
https://icruises.jp/explorajourneys/

SHIP DATA
総トン数　63,900t
全長／全幅　248m／32m
乗客定員　922人
乗組員数　735人
就航　2023年

エクスプローラジャーニー

https://explorajourneys.com/

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文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。

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2024.10.25(金)
文＝張替裕子（ジラフ）

CREA Traveller 2024 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。