この記事の連載
ロート製薬
肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン液

とろみがすごく、化粧水というよりは乳液の重量感。そこで好みが分かれるかもしれないが、オールインワン的な満足感を得られるわけで、それこそ1,000円を切るのだから、価格的には顔からつま先まで全身に使えてしまうのに、潤いの充足感は高級コスメみたい。
天下のロート製薬が、1人でも多くの人にキレイになってほしいとの思いを託した良心の結晶。昨今の、プチプラコスメの台頭、プレステージを脅かすほどの効果感……そうした下克上の象徴的存在に。
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齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。CREAには1989年の創刊以来、常に寄稿している。

2023.03.31(金)
文=齋藤 薫
写真=釜谷洋史
CREA 2023年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。