明石家さんまが命名、吉本の新劇場が誕生

 2024年1月、東京に新たな文化発信拠点「IMM THEATER(アイエムエム・シアター)」が誕生します。東京ドームシティの大規模リニューアルの目玉のひとつであるこの劇場は水道橋駅からすぐ、絶好のロケーション。

 劇場は東京ドームが吉本興業とタッグを組んで企画されたもので、席数がおよそ700席。吉本興業の関連会社であるLIVE FORWARDが運営し、お笑い、演劇、音楽といったさまざまなエンターテイメントをこの場所から発信していく予定です。

「IMM THEATER(アイエムエム・シアター)」の名付け親はお笑い芸人の明石家さんまさん。さんまさんの座右の銘である「生きてるだけで丸もうけ」のローマ字表記の頭文字から取ったそう。

 その一方で、観客一人ひとりに愛される劇場になってほしいという思いから、“IMM”の意味は「自分で考えて、皆さんで決めて欲しい。名付け親は毎日変わっていい」とさんまさんは語ります。

 実際に「Innocent Miracle and Memory」(無垢な奇跡とメモリー)で“IMM”といった劇場名の例が上がっていました。自分だけの愛情を込めたとっておきの“IMM”を考えてみるのも楽しいかもしれません。

 1月のこけら落としは明石家さんまさんが出演する笑いに満ちた公演となりますが、開場後はジャンルにとらわれず「感動」「喜び」「笑顔」に満ちたエンターテイメントをさまざまな形で上演していくと言います。

 東京の新名所の完成は11月、いまから2024年1月のオープンが待ち遠しい!

IMM THEATER

所在地 東京都文京区後楽1丁目3-53 IMM シアター
https://imm.theater/

2023.03.05(日)
文=CREA編集部