街をメインフィールドとする動物写真家の佐々木まことさんが、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は100万枚超! そのなかから厳選した傑作の数々をご紹介します。


vol.171

「にゃんであんなヤツが来年の『干支』なのニャ……我々のほうが『干支』に相応しいのにニャ! いつになったら『猫年』が来るのニャ!!」

●Shooting Memo

早いもので……2022年も終わります。本年もご愛読いただきまして、ありがとうございました!
今年の年末も例年どおり、にゃんこの世界での「干支のメンバーに入ってない恨み節」「もしや来年は猫年が来るかも!との期待論」が渦巻く時期となりました(笑)。
写真は7年前に北海道の実家に帰省したときに、近所の店舗に併設されているミニ牧場にて遭遇しました光景です。
牧場で飼われているウサギを羨望の眼差しで見つめる……牧場に住み着いてる野良キジトラにゃんこです♪
ちなみに、猫はウサギを襲って食べてしまうこともあるそうですが……こちらの野良キジトラにゃんこは、チビの頃に写真のウサギに育てられたそうで、ウサギを母親だと思っているので大丈夫だそうです。

佐々木まこと(ささき まこと)

動物写真家。1968年北海道江別市生まれ、大阪府堺市在住。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、同大学研究室に勤務。その後、'99年よりフリー。「わんこ」「にゃんこ」「どうぶつ」を関西圏を中心に全国津々浦々で神出鬼没にてストーカー撮影中。個展やグループ展などにも多数出展。著書に『ぼく、となりのわんこ』(オークラ出版)、電子書籍『となりのわんこ。vol.1~vol.3』(鈴屋出版)がある。最新写真集は『のらのいる風景』(鈴屋出版)。

Column

佐々木まことの犬猫脱力写真館

佐々木まことさんは、主に街をメインフィールドとした動物写真家。これまで、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は、ゆうに100万枚を超えます。この連載では、その中から厳選した傑作の数々を一枚ずつご紹介していきます。

2022.12.28(水)
文・撮影=佐々木まこと