街のデコーレーションが華やかに彩られるのを見ると、そろそろクリスマスの準備をしないと! とそわそわしますよね。そこで、家時間を楽しむ文化が息づくスウェーデン発のホームファニシッングカンパニー「イケア」のコアワーカー(スタッフ)の方々にクリスマスインテリアのアイデア、過ごし方を伺いました。
さらには2022年のクリスマスコレクションや恒例のリアルもみの木など、最新情報を紹介します。
キャンドルと合わせた優しい光でクリスマスを迎える
教えてくれた方:IKEA新三郷 灰野栄里子さん
プロフィール
所属:イケアフードコワーカー 家族構成:夫(スウェーデン人)、子供3人 スウェーデン在住歴:15年。
――クリスマスデコレーションのアイデアを教えてください。
生のもみの木を使うようにしています。本物は香りがするのでクリスマスの気分が上がりますね。イケアのアイテム、stlåra クリスマスの星形の電飾を飾るが好きで、キャンドルを合わせると、優しい光が広がり癒されます。
子供たちにはアドベントカレンダーを渡し、クリスマスが近づくわくわく感を楽しんでほしいなと思っています。スウェーデンに住んでいたときは、一年で一番暗くて寒い時期をクリスマスで乗り切っていく感じがしました。
――クリスマス当日はどんな過ごし方をしていますか?
12月24日、うちには朝起きるとツリーの下にプレゼントが沢山置いてあります。夫がサンタの帽子をかぶって朝からプレゼントを配り、God Jul(英語でMerry Christmas)といってプレゼントを渡します。
朝食はミルクがゆにシナモンと砂糖をかけて食べます。Fikaを挟んで昼食をとり、クリスマスディナーの用意を始めます。夕方からはサフランパン/ルッセカットやジンジャークッキーを食べグロッグを飲みます。
ディナーは、ニシンの酢漬け、サーモンマリネ、ゆで卵にキャビアやイクラをのせたもの、クネッケブレッド、茹でたじゃがいも、ブロックのチーズ、ミートボール、クリスマスハム、小さめのソーセージを焼いたもの、ヤンソンの誘惑という名前のアンチョビ入りのグラタンなどを作ります。
2022.12.08(木)
文=CREA編集部