Q.2 お産の始まりについて教えて
A.2 「おしるし」「陣痛」「破水」のいずれかが始まりのサイン
お産は「おしるし→陣痛→破水」の順で進むと言われています。しかし、必ずすべてを経験するわけではなく、いきなり破水から始まったり、おしるしがないまま陣痛がきたりと人によってさまざまです。
おしるしとは、子宮の収縮によって卵膜がはがれて起こる出血で、おしるしがあると数日以内に陣痛が始まると言われています。すぐに陣痛や破水がなければ病院へ連絡しなくてもよいですが、激痛を伴ったり不正出血の可能性があるときは、すぐに病院へ連絡してください。
陣痛から始まったときは、時計を見ながら陣痛がきた時間をメモしましょう。ある程度の間隔がわかればいいので、簡単でかまいません。初産婦は陣痛の進み方がゆっくりなので、10分間隔になったら病院へ連絡するように指示されることが多いです。
破水は、逆子でなければ慌てることはありませんが、細菌感染を防ぐために入浴はせず、すぐに病院へ連絡しましょう。外出先で突然破水したときのために生理用ナプキンを持ち歩いておくと安心です。
いずれのケースでもあらかじめ病院に対処法を確認しておくと、いざというとき慌てずに済みます。臨月に入ったら、いつお産が始まってもおかしくありません。入院準備は早めに済ませておき、外出時には必ず母子手帳を持ち歩きましょう。
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2013.11.19(火)
text:Kayuki Senoo
photograph:SvetlanaFedoseyeva/shutterstock.com
