この記事の連載
みなさんこんにちは、プチプラ美です。
新型コロナウイルスに振り回され続けたこの3年ですが、2022年は以前の日常がある程度戻り、「with コロナ」という状態が当たり前になりましたね。
美容業界も痛手は受けたもののがんばっていて、特にプチプラコスメ界は元気。新たなバズりコスメも次々に生まれています。そんな優秀コスメだらけの中から、2022年のプチプラコスメ、マイベスト10を発表します!
まずは、このコーナーでのプチプラコスメの定義を駆け足で説明します。お値段は基本、定価2,000円以下。ドラッグストアや駅ビルなどに入っているバラエティショップ、コンビニなどで手軽に購入できるもの。場合によってはインターネット。
さらに「このお値段でこの仕上がり!?」というお得感、コスパが高いと感じられるもの、「使ってすぐ」効果を実感できるもの。また、個人的な観点として“自然に頻繁に手が伸びたコスメかどうか”、という点も条件のひとつです。
意外に(?)いくつも設けている条件をクリアした10品のひとつ目はアリィーです!
#01
環境への配慮を率先して具体化!
新・日焼け止め、アリィーが画期的
アリィーはプチプラ価格で購入できて、紫外線カット力が高く、塗り心地もよい身近な日焼け止めとして人気のシリーズですが、2022年の2月に大幅にリニューアルされました。
中身の成分などの処方もですが、最も大きくリニューアルした点は、「一部の国、地域、ビーチの規制に配慮した設計の、ビーチフレンドリー処方」に取り組み、それをきちんと形にしたという点です!
数年前から、紫外線吸収剤などの成分が入った日焼け止めの使用を禁止する国が少しずつ増えているのですが、アリィーはその規制にのっとった成分処方にし、さらにパッケージも、本体のチューブとキャップはバイオマスプラスチックに(一部製品は除く)、外装のパッケージはプラスチック削減パッケージにと、根底から環境のことを考えた製品として生まれ変わったんですね。
コレを、国内の大手の化粧品会社が率先して作ってくれた、という点を個人的に高く評価したいと思ったわけです。
現在「ビーチフレンドリー処方」と同様の、規制のあるビーチで使える日焼け止めは他にも存在しますし、これからどんどん増えてくると思いますが、大手の化粧品会社が率先して発売することによる影響力ってかなり大きいと思います。
リニューアル後の製品やブランドのコンセプトを知り、「さらにアリィーが好きになった」という声も届いたそうです。
しかもアリィーがエライのは、SPF50+・PA++++という国内最高値のUVカット値と使い心地をあきらめず、以前の使い心地と変わらないものを実現したところ。ベタベタしないし伸びはいいし、どの色でもキレイなツヤ感が出るので、真夏は塗っておくと、腕や肩も自信を持って露出できます。
2022.12.01(木)
構成・文=斎藤真知子