【水加減】目盛りを信じず計量してみる
「あとは炊飯器の目盛りに合わせて水を注ぐだけ」……とはなりません。確かに、最近の炊飯器の機能性はとても高くて、必ずおいしく炊けますが、目盛りは上から見た場合と横から見た場合では結構な誤差が生じます。
なので、ここでもできれば計量カップを。炊飯器だったら米を計ったのと同じ180mlのカップを使って同量を注ぎます。
食べてみてもっとやわからく/固くしたければ、次から調整してみましょう!
★ここまで来たら炊飯する水にもこだわりたい! という人は、ぜひ、“お米と同じ土地の水”を使ってみて。お米が育った水に近い水がますますごはんをおいしくしてくれます。
【浸水】ラップをして冷蔵庫で30分~1時間
炊飯器の内釜ならそのまま、土鍋などで炊く場合は鍋に水がしみ込むおそれがあるのでボウルで浸水します。ラップはにおい移りの防止のためにしてください。
冷蔵庫に入れ、1時間ほど、米が古くて浸水が早い夏場は30分ほどおきましょう。
炊飯するときには、低い温度から一気に温度を上げるとふっくら炊けます。なので浸水はぜひ冷蔵庫で。また、冷蔵庫に入れられないときや、時間がないときは、氷水(計量カップに氷を入れてから水を注ぐ)もおすすめです。
★新米を炊くときは浸水を長めに。新米は表面がつるつるして水が入りにくい特性があります。「新米は水を少なめに」と言われていますが、それよりも浸水時間を2時間ほどと長くするのが大切です。
2022.11.16(水)
文=CREA編集部