この記事の連載
【11月】のっけて、食べる #1
【11月】のっけて、食べる #2
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
vol.128 ルーローパン
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ルーロー「飯(ハン)」ではなく「パン」です。ルーロー飯は台湾の人気どんぶり。豚肉を甘辛く煮て、煮卵などと一緒にごはんにのっけて食べます。私はルーロー飯が好きすぎて、ルーロー味の佃煮を作って瓶に詰めて常備してます。
このルーロー佃煮は豚薄切り肉を使って10分でできる簡易版。ここで大事な役割をするのが中国の代表的なミックススパイス、五香粉(ウーシャンフェン)。このスパイスをひと振りで一気に台湾へワープします。
■材料(つくりやすい分量)
・食パン:1枚
・豚バラ肉(薄切り):150g
【A】
・醤油・酒・水:各大さじ2
・砂糖:大さじ1
・にんにく、生姜すりおろし:各小さじ1
・五香粉(あれば):少々
・ごま油:小さじ1
・フライドオニオン(市販品):10g
・刻み高菜(市販品):適量
・サニーレタス:適量
・卵:1個
・米油:大さじ1
■作り方
(1) まず、ルーロー飯風佃煮を作る。豚肉は1.5センチ幅に切る。フライパンに豚肉を入れて中火で熱し、出てきた脂をふきながら3分ほど炒める。【A】を加えてなじませる。
(2) トーストにサニーレタス、ルーロー佃煮と高菜をのせる。
(3) フライパンをサッとふき、米油大さじ1を入れて中火で熱し、卵を割り入れ、焼く。途中ひっくり返し、(2)にのっける。
昨日の白央さんの大人の鶏そぼろ丼、そぼろ丼にパセリを入れる発想はなかったです。パセリは和食にもいいですね。今度やってみよ。
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Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2022.11.19(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔