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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
vol.110 マグロの納豆錦木のっけ丼
最近、ごはんのお供のあいがけにはまってます。今回は納豆に塩昆布を混ぜたものと「錦木(にしきぎ)」。
錦木は京都のお茶屋さんで朝食に出されるものだそうで、作り方も人それぞれ。北大路魯山人が京都のお茶屋さんで食べたといわれる錦木は、鰹節とわさびに醤油という非常にシンプルなものですが、私の錦木は大根おろしに大葉や海苔を入れた賑やかな感じで。
錦木も人の数だけ作り方がありそうです。
納豆は付属のタレでも十分おいしいですが、たまに塩昆布とか味噌を入れたりするのもおすすめですよ。今日は昨晩食べきれなかったマグロのお刺身ものせました。
あ、気づけばマグロが今月2回も出てきてる。ちょっと贅沢しております。
■材料(1人分)
・マグロのお刺身:3~4枚
・納豆:1パック
・塩昆布:小さじ2
・練り辛子 ※納豆の付属品
・ごはん:適量
[錦木]
・大根おろし:大さじ3
・大葉:1枚
・かつおぶし:1pc
・焼き海苔:1/4枚
・醤油:少々
■作り方
(1) 納豆は塩昆布、付属の練り辛子を入れてよく混ぜる。錦木の材料も混ぜ合わせる。
(2) ごはんの上にマグロ、(1)をのせ、混ぜながら食べる。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2022.11.01(火)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔