ドイツのプレミアムラゲージブランド・RIMOWA(リモワ)はブランドのルーツに立ち返った新ブランドキャンペーン「Ingenieurskunst(インジニアスクンスト)」を発表しました。
機能性を実現させるための工程を「芸術」として表現
1898年にドイツ・ケルンで創業されて以来、リモワのスーツケースは旅を愛する世界中の人々に世代を超えて愛されてきました。
その人気の秘訣は何と言っても移動ツールとしての強度、軽さ、そして安定性でしょう。
そんな優れた機能性を実現させるためのプロセスや素材、製造工程の「真の美しさ」を表現することを目指したのが今回のキャンペーン。
タイトルの“Ingenieurskunst(インジニアスクンスト)”は、ドイツ語にしか存在しない単語で「エンジニアリングという芸術」を意味します。
世界中の様々な場所を移動するインスタレーション
今回のキャンペーンを通じて、世界中の様々な場所でインスタレーションが展開されます。リモワの象徴的な素材でもあるアルミニウムに焦点を置き、ドイツのエンジニアリングを「芸術」として紹介します。
エンジニアリングと聞くと固いイメージと技術的な印象を受けますが、リモワのエンジニアは“エンジニアリングとはまるで協奏曲のようなもの”だと称します。
今回のインスタレーションは、彼らの細かな職人技への敬意を表したという、6,000個のリベット、180枚の陽極酸化アルミニウムシート、さらにCLASSIC Cabin スーツケースのシェルから作られるのだとか。
さらに、映像の中の世界に入り込むようなAR体験も用意され、CLASSIC Cabin スーツケースのエンジニアリングを全身で体感できるようになっています。
2022.10.04(火)
文=CREA編集部