まだまだ続く厳しい残暑にひんやりおやつはいかがでしょう。地元の厳選素材を使ったアイスや見た目にも涼しい和菓子、しゅわっと爽快なドリンクなど、暑~い季節に嬉しいつめたいおやつを全国各地から集めた好評企画より、今回は九州・沖縄エリアをまとめてご紹介します。
◆福岡県
プレメル「Premel Cake」
日本人向けカッサータは待ちきれないおいしさ
販売すればたちまち予約待ちが続出するこちらのスイーツは、大牟田市でドリンクやスイーツのテイクアウト販売を行うaocaが2020年から売り出した通販限定商品。
シチリア伝統のカッサータを日本人向けにアレンジしたもので、ベースとなるチーズクリームには三ツ星シェフも愛用するという脂肪分48%の生クリーム「クレーム・ソワ二エ」を使用。具材はクリームとの相性を考え、ストロベリーを中心とした6種類のドライフルーツと4種類のナッツを食感が良くなるようバランスよく練り込んでいる。
アイスやセミフレッドとして食べてもいいが、シェフのおすすめは解凍60分後。ふんわりやわらかくなったクリームは他ではなかなか味わえない。
プレメル
所在地 福岡県大牟田市本町3-2-8
電話番号 0944-85-8851
https://premel.jp/
※通販限定
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◆佐賀県
村岡総本舗「ようかんアイスキャンデー」
羊羹をひんやりアイスに閉じ込めた夏の新定番
明治32年創業の村岡総本舗といえば、伝統製法による「小城羊羹」や「特製切り羊羹」などで地元民に親しまれる羊羹の老舗。
柳川にある椛島氷菓とのコラボ企画で生まれた「ようかんアイスキャンデー」は、冷やしても凍らない羊羹の特性を活かした新食感スイーツ。
食べ進めていくとシャリシャリのミルクアイスの中からスライスした羊羹が現れ、口の中で贅沢に混ざり合っていく。
「本煉」はこしあんの羊羹、「紅煉」は備中産白小豆と北海道産大手亡豆を桜色に染めた羊羹のこと。羊羹の違いによる味の変化を食べ比べてみて。
村岡総本舗
所在地 佐賀県小城市小城町861
電話番号 0952-72-2131
https://muraoka-sohonpo.co.jp/
※通販可
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2022.08.20(土)
文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史、平松市聖