“スーパー猫の日”に結婚した蛙亭中野 愛する猫2匹と妻との毎日は 「みんな、僕がいないとダメですね」

うちの子ベストショット③

「毎朝飼い主を見下すのがルーティーン」

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――お仕事がお忙しい中、一緒にいられる時間は少ないとは思いますが、2匹と一緒の時間はどう過ごしていますか？

　いつも寝室とリビングにいるんですけど、横に来て一緒に寝てくれる時がいちばんかわいいですね。エトさんは足下、トトさんは体の上のほうに上がってきて。ただ、トトさんは夜中、急に運動し始めるんです。部屋中をドタドタと走り回ってるんですけど、暗い中、僕の足を平気で踏み台にしてぐるぐるしてるんで、顔とか怪我しそうでちょっと怖くて。エトさんと鬼ごっこしてる時もあるんですけど、基本、トトさん1匹でジャンプして壁蹴りして、引き戸にガシャーン！ って。ザザザザ……ガシャーン！ を繰り返してるんです。僕はうるさくても寝られるし、楽しいんだったらいいんですけどね。

――トトちゃんは元気いっぱいなんですね。

　そうですね(笑)。普段、スキンシップはほとんどないエトさんが唯一かまってくれるのが、匂いのするシャンプーとかワックスをつけている時で。毛繕いが好きなんですけど、家に帰るとエトにはまず頭を見られて。で、座ったら、肩に乗って「今日はどうですか？」っていう感じで匂いを嗅いできて、気になる匂いだったら絡まってくるんです。マタタビくらいのリアクションっていうか、狂ったように僕の髪にぐわ～～～って絡まってきて。めちゃくちゃ興奮してるから、頭皮とか余裕で引っ掻かれるので本当は嫌なんですけど、唯一、僕を求めてくれる瞬間なので嬉しいから放っておいてますね。

うちの子ベストショット④

「エトさんとの狂気の絡み」

――ということは、いつも出迎えてくれると。

　そうですね。トトさんは来ないんですけど、エトさんは来てくれます。トトさんはわかりやすく甘えてくれるので、いつもすり寄って挨拶してくれて。座ったら膝の上に来るし、寝転んだら足の間に入ってきてそのまま一緒に寝たりするザ・甘えん坊ですね。

　あと、奥さんからの発言は、猫か奥さんが推してるSnow Manさんで、割合として5対５くらい。家にいない時は写真を送ってくれたり、帰ってきてからもいろいろと教えてくれたりして(夫婦の)話題にも貢献してくれてます。

――中野さんはインスタグラムで芸人さんをモノクロ、猫をカラー写真で載せていますが、何か意味があるんですか？

　(インスタを)始めたのがちょっと遅くて。3～4年前、同期の隣人・中村と大阪でお昼を食べてた時にやろうかってなって、その場で開設したんです。記念すべき1枚として中村とツーショットを撮って、せっかくだからインスタっぽいエモい感じにしようと思ってモノクロにして。次の投稿もそうしたら、引っ込みが付かなくなったんですよね(笑)。

　で、猫も載せようとなった時、エトさんとトトさんのかわいさはやっぱりカラーで見せたいなと思って、猫だけカラーにすることにしたんです。本当はもうちょっと猫の写真をあげたいんですけど、バランス的にモノクロの中にカラーがポツポツとあるのがいいなと思ってるので、あんまり連投しないようにしてます。今日も(2匹の)いい写真が撮れたんですけど、最近モノクロを上げてないので……こうやって自分で自分の首を絞めてますね。

2022.08.10(水)
文＝高本亜紀
撮影＝榎本麻美
写真＝中野周平