女性は妊娠という体の変化で、「母になる」という心の準備をする期間がありますよね。一方男性は突然「父になる」わけで、どうしていいかが分からないというのが本音なのかもしれません。そこで……。

具体的にやって欲しいことを説明してやってもらうのが一番早いです。仕事の頼み方と一緒です。敬意を持って、確実に。(mayuzeauxさん)
「なんでやってくれないの」とイライラする前に、やってほしいことを具体的にはっきりお願いしました。お礼もきちんと「おむつを替えてくれてありがとう。助かるわ」と、どんなことをしてくれたらうれしいかを伝えました。その繰り返しで夫は何を手伝えばよいか理解してすすんで育児に参加してくれました。(いまなかこさん)

 そして、お願いをするときの伝え方にもひと工夫。子育てに限らず、なにかをやってもらいたいときには、伝え方によって結果が変わってきますよね。そしてやってもらったら、感謝の気持ちを伝える。この繰り返しで、気づけば彼がイクメンに!?

結果ではなく気持ちを汲む事。「手が離せないから○○してくれない?」手伝ってくれたら、「ありがとう。○○してくれたから私もスムーズに家事が出来て助かったよ」と必ず言う。(kenさん)
やり方を最初に細かく説明し、質問には優しく答える。やってもらったらとりあえずお礼を言う。大きい子どもだと思って期待しすぎない。(かよこさん)

 「お願い」の姿勢ではなく、こういう言い方が効く、という人もいました。きっと優しい旦那さんなのですね!

「疲れた~疲れた~」と言っていると、私が育児ノイローゼになるんじゃないかと手伝ってくれます。(m.i.aさん)

 多くの人があげてくれたのが「子どもの存在、かわいい笑顔!」という必殺技。

とにかくほめてやる気にさせる! 「お父さんとお風呂に入るのが嬉しいみたいよ」「お父さん特製の美味しい炒飯が食べたいね~」と子どもを巻き込むのがポイントです(ERIKAさん)
「パパが大好きみたいだね♪」と、呪文のように言います。(ぽたさん)
子供が凄く喜んでいる事を伝えます。今日はパパがいるから機嫌がいいねとか。(あっコアラさん)
子供に「パパのこと大好きだもんね~」と主人に聞こえるようにいうとプライドなのか色々頑張ります。(hiroさん)

 やっぱり子どもの笑顔は百人力。男性は、その笑顔が「自分のおかげ」と感じると自尊心をくすぐられ、「またやろう」とやる気がでるのかも? もうひとつ自尊心をくすぐる方法といえば?

「◯◯ちゃんのお父さんは優しそうだねーって言われたよ!」この言葉です! お調子者なので、すぐに騙されます。(ユノぷさん)
自分が褒めるのではなく、夫と面識のあるママ友が褒めていたということを伝えます。男は客観性を重んじる生き物なので、とても喜んでいました。(ふわふわふまさん)

 夫の性格を見極めつつ、上手におだて、ほめ、感謝し、子どもやママ友、お義母さんもちゃっかり巻き込んで……。イクメンは一夜にして育たず。みんなの意見を参考にして今日から取り組めば、あなたの夫もイクメンと呼ばれる日がくるかも!!

2013.10.05(土)