今月のテーマは<イクメン>

 核家族が主流の今、妻ひとりで家事&育児をするのは大変なこと。しかも、出産した女性の約3人に1人が「働くママ」という時代(注1)。「イクメン」なんて言葉も登場し、厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を推進するなかで、女性たちは男性の育児参加をどう捉えているの? イクメンの理想と現実、そして、実際に試して手ごたえのあった「夫をイクメンに育てる魔法の言葉&テクニック」を紹介します!

» 第1回 子育て男子「イクメン」の理想と現実

注1:厚生労働省「平成22年度 人口動態職業・産業別統計の概況」

(2013年9月 CREA WEB調べ 回答数/117名)

 夫に「あれやって」「これお願い」と言うのではなく、自ら進んで子育てに参加してくれたら……。多くの女性がそう願っていることでしょう。もしも夫がイクメンでないのなら、イクメンに育ててしまおう! という訳で今回は、夫の気持ちを子育てに向かわせるテクニック&魔法の言葉を聞いてみました。

 まずは、気持ちよく子育てに参加してもらうためには、なにかをやってくれたときに感謝の気持ちを伝える、というのが大切なようです。

どんなことに対しても、「ありがとう! 助かったよ!」を伝えるように心がけています。(えりさん)
ありがとう、助かると言うことを言葉で伝える。(のぶしょうさん)
ありがとう。と感謝の気持ちを忘れないこと。でも、やっていないときはきちんとクレームを出す。尻にしかれてる!! と思わせるくらいでちょうどいいと思う。(しまママさん)

 やってくれるだけでスゴイ! という大きな気持ちでほめてあげる。いわゆる「ほめて伸ばす」という作戦が効くというコメントも多かったです。

「すごいすごい!」とか、「ありがと~助かった!」とか、とにかく大袈裟にほめる。(姫ママさん)
とにかく夫をほめる! 「○○が上手ね~」「助かるわ~」など。(けんじぶーさん)
ほめて、ほめてほめちぎる。(あきのぶさん)

 基本の「ほめ」にプラスして、こんな技を使っているという人もいました!

「パパすごーい!」「やっぱりパパじゃないとダメだわ!」「本当にパパっ子なんだから~!」「パパが言ってた通りだわ!」「眉毛がパパそっくり!」。また義母と会う際は「本当に育児よくやってくれるんですよ~」と持ち上げておく。(mikaさん)

 お義母さんをも巻き込む……なるほど、勉強になりました!

 また、やってくれることはうれしいけれど、やっぱり「こうしてほしいな」と思うときもありますよね。そういうときは……。

お願いしたことには、文句を言わない。言っても、3回目以降にあくまで「こうした方がいいよ」と助言程度の言い方にする。(まりさん)
ちょっとしたことでもありがとうと感謝する。初めてすることはとにかく任せる。で、いないところで手直しする。(とんすけさん)

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2013.10.05(土)