今月のテーマは<イクメン>
核家族が主流の今、妻ひとりで家事&育児をするのは大変なこと。しかも、出産した女性の約3人に1人が「働くママ」という時代(注1)。「イクメン」なんて言葉も登場し、厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を推進するなかで、女性たちは男性の育児参加をどう捉えているの? イクメンの理想と現実、そして、実際に試して手ごたえのあった「夫をイクメンに育てる魔法の言葉&テクニック」を紹介します!
注1:厚生労働省「平成22年度 人口動態職業・産業別統計の概況」
(2013年9月 CREA WEB調べ 回答数/117名)
Q1. 夫にイクメンになって欲しい?
8割以上の女子が、「夫にイクメンになって欲しい!」と回答。共働き世帯が増えるなか、多かれ少なかれ育児や家事を分担して欲しいというのが、女性の本音ですよね。では実際に、子供がいる世帯の女性は、夫の育児に対する姿勢に不満はあるの?
Q2.夫の育児に対する姿勢に不満はある?
半数以上が「不満がある」と回答。具体的な不満の内容を聞いてみると……。
Q3.夫に物申す!「もうちょっと●●してよ!」。
あなたの“●●”に入る気持ちは?
不満はたまると精神衛生上よくないですよね。まずは思いっきり鬱憤を晴らしてもらいました(笑)。
◆もうちょっと飲み会の回数減らしてよ!! 飲み会のない日は仕事が忙しいからといって帰宅が遅い。だったら、飲み会の数を減らして、週1でもいいから早く帰ってくる日が欲しい。(しまママさん)
◆夜に帰ってくるなら9時以降にして! 寝かしつけている時に夫が帰ってくると、子供のテンションが上がってしまい、なかなか寝てくれないので。(ふわふわふまさん)
◆テレビを見すぎ。教育上も良くないし、子供と外で遊んで欲しい。(ママちゃんさん)
◆ちょっとやったくらいでイクメン面しないで欲しい。お風呂に入れているといっても、準備や着替えを含め、最後までひとりでやったことはないのに自慢するのがムカつく。(mikaさん)
◆仕事が忙しいのもわかるけど、私も仕事をしているんだし、週に1回でもいいからお迎えに行って、私を働かせて欲しい。5時上がりだと中途半端な状態で帰ることが多く、仕事をするメンバーにカウントされていなくてツライ。(マリカさん)
◆もうちょっと子供に本を読んでよ! 子供が絵本を読んで欲しいと持ってきても、夫はテレビに夢中できちんと読んでくれない。(いまなかこさん)
◆自分ばっかりゴルフ行かないでよ!(m.i.aさん)
いろいろな不満が飛び出しましたね。「そうそう!」とうなずく人も多かったのでは? そして大多数が「家にいる時間を作って欲しい」「家にいるときはもう少し子供を見て欲しい」という意見のようでした。子育て世代の家庭では、やはり女性の負担が大きいようです。
では、家事&育児の分担で、「夫にやって欲しいコト」「実際に夫がやってくれるコト」とは? 理想と現実には差があるのでしょうか。
2013.09.30(月)
text:Noriko Kamon