天秤座
9月23日~10月23日生まれ
While there’s life there’s hope.
「命があるうちは、希望はある」
6月下旬までは、輝く太陽があなたに味方します。目先のことに囚われずに、5年先の未来について考えてみましょう。その頃自分は何をしているのかを思い描き、そのイメージに近づけるように行動を起こすのです。
つまり「今」と「未来」のことを同時進行させる。そうすることで“理想の私”に近づくことができます。そして今月は「希望」という言葉さえ忘れなければ、大抵のことは乗り越えられるはずです。
このメッセージは、近代スペインの作家で、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の著者として知られるセルバンテスが残した言葉です。16世紀の作家なので知らない人もいると思いますが、セルバンテスが天秤座だと知ったら、少しは興味が湧くのではないでしょうか。
生きている限り希望はあると信じられたら、先の読めない現状もまだまだ続くコロナ禍も、気持ちをしっかり持ってやり過ごせるでしょう。
やや気になるのは火星が対宮に留まり、人間関係でトラブルが予想されることです。本来は平和主義の天秤座ですが、今のあなたは人の挑発に乗りやすい。特にパートナーの何気ない発言にイラっと来て、辛辣な言葉を吐き出さないように気をつけて。
2022.05.31(火)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE