2022年3月26日(土)、東急目黒線「不動前駅」から徒歩1分という好立地に、德永純司シェフの独立店がついにオープン。
德永シェフが腕を振るう、目にも華やかなプティガトーや、鍛錬された技が光るボンボンショコラが並ぶ。どれにしようか迷ってしまう、魅力的なスイーツばかりだ。
国内外の大会で受賞歴多数、TVでも活躍のカリスマパティシエが独立
「ザ・リッツ・カールトン東京」や「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」などのラグジュアリーホテルで約18年もの間ペストリーシェフを務め、パティシエの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」では、日本チームで準優勝、チョコレート・ピエス部門 第1位という経歴をもつ。「情熱大陸」や「ジョブチューン」などのTV出演も多数だ。
「東急沿線で場所を探していて、駅からも近いこの場所と出会えて独立を決めました。ホテルでも色々と経験させていただき、とても感謝していますが、今後さらに自由に自分を出していきたい。新たなチャレンジへの第一歩です。」という德永シェフ。ファン待望の独立店からますます目が離せない。
店名の「équilibre(エキリーブル)」はフランス語で「バランス」を意味する。食感、香り、酸味、甘みのバランスを大事にしたいという、德永シェフならではの計算しつくされたスイーツが魅力だ。
熟練した技とセンスが光るスイーツを一口味わうと、誰もが心躍るはず。一足先におすすめをご紹介!
ドラマ『グランメゾン東京』で監修したデセールをプティガトー仕立てに
日曜劇場「グランメゾン東京」(TBSテレビ)の第4話では、モンブランのアシェット・デセール(皿盛りデザート)を監修。ドラマの中のデセールはラムレーズンのアイスクリームのところを、プティガトーではラムレーズンのバタークリームで表現している。
トップには小気味よい食感のマロンのシガーチュイル。マロンクリームにクリームシャンティ―、そしてネグリタラム酒が香るレーズンがアクセントのバタークリーム。そして下部にはサクサクのメレンゲが重なる。それを包むように薄いミルクチョコレートでクルリとまとめる。
ちょっぴり大人の味わいで、アシェット・デセールを食べるときのような華やかさがある。
2022.03.25(金)
文=下井美奈子
撮影=鈴木七絵