2021年10月20日(水)、「ASAKO IWAYANAGI SALON DE THÉ(アサコイワヤナギ サロン・ド ・テ)」がグランドオープンした。

 場所は等々力、2015年12月にオープンした「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」と同一エリアだ。2018年10月にはその隣に「ASAKO IWAYANAGI PLUS(アサコ イワヤナギ プリュス)」をオープン。こちらでは、テイクアウトできるパフェや、ドライフルーツバターサンド、旬のフルーツを閉じ込めたジェラート、さらにクレープが立食スタイルで楽しめる店としてスタートした。

 新店舗は、最初の店舗のオープンから約6年の間、進化し続ける話題店として知られる「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」のおよそ3年ぶりのお店となる。

 この度オープンするのは「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」で提供する全てのカテゴリーの商品を、ペアリングドリンクと共にたのしめるイートイン専門店。

 オープンキッチンを囲うように約40席を配し、目の前で仕上げるライブ感のある空間で、モーニング、ランチメニューも楽しめる。早速、各メニューを詳細レポート!

■モーニング/8:00~10:30 L.O.

 「早起きしてでも行きたい!」と、ワクワクするメニューが揃うこちら。シンプルなモーニングセット(1,320円)や、農園直送のサラダやスープでスタートし、デザートプレートで〆るコース仕立の「モーニングスペシャリテ」(5,500円)も。アラカルトメニューもいろいろ取り揃えていて、朝時間が楽しみになります。豊富なメニューの中でも、この店舗でしか味わえない「朝パフェ」は外せない!

 自家製のグラノーラと季節の果物をふんだんに使用した、朝にぴったりのパフェが新登場。ヨーグルトをはじめ、ソースやコンポートにした旬の果物やハーブと共に楽しめる。

 「自家製の季節のソルベ」はアサイーとヨーグルトの2種。「自家製酵母のラスク」はシナモンシュガーとガーリックバターの2種をトッピングし、サクサク食感のアクセントに。「自家製グラノーラ」はピーカンナッツがカリカリと香ばしい。

 柔らかでミルキーな「クレームブリュレ」、軽い酸味の「水切りヨーグルト」。「フレッシュフルーツのマリネ」は、洋ナシや柿、バナナ、アロエやナタデココもプラス。キュンと酸っぱい「レモンのジュレ」が風味のアクセントに。トップには柿と洋ナシ、そしてルッコラにバルサミコソースをかけて仕上げる。

 グラスの中で、幾重にも重なる食感と香りがひとつになり、まさに芸術。朝パフェならではの、グラノーラやヨーグルト、そしてたっぷりのフレッシュフルーツでビタミンチャージでき、ひと口ごとに元気になりそう。一日を爽やかにスタートすること間違いなし!

 朝パフェのペアリングでは日本で作られているお茶からセレクトできる。例えば「包種茶」は、宮崎県の阿蘇と高千穂の狭間に位置する渓谷の町「五ケ瀬」で育った品種「みなみさやか」を使用。くちなしの花を思わせる甘い香りが特徴だ。ほかに、パフェに合うコーヒーなどももちろん用意されている。

2021.10.23(土)
文=下井美奈子
写真=釜谷洋史