「五島イタリアン」と呼びたくなる一軒家レストラン
![ミネラル豊富な土壌で育った野菜やお肉も絶品!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/e/1280wm/img_1e27a5eee1e2481613fd66a27416f917287439.jpg)
食の選択がとにかく豊富で、何を食べようか迷ってしまう五島市の旅。イタリアンから居酒屋、カフェにスイーツまで、選りすぐりをご紹介!
●島食Gino
石釜から漂う香ばしい香りに誘われるのは、「島食Gino」。その名のとおり、島の食材をふんだんに使ったイタリアンだ。
![五島=海というステレオタイプのイメージを覆す、田園を見渡すレストラン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/0/1280wm/img_70850d9e9e45ae91c5e2d952555c673c481961.jpg)
田園地帯にぽつんと建つ建物は、大人の隠れ家レストランと呼びたくなるような佇まい。店内に入ると、石釜でピッツァを焼く香りに食欲が刺激される。
切り盛りするのは、長崎県内のレストランを経て五島に戻ったシェフの柳野達治さん・栄里さん夫妻。地元の食材にこだわったメニューはどれも、奇をてらわず、素材の味を生かしたものばかりだ。
![赤い屋根と白壁が田園風景に映える「島食Gino」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/1280wm/img_c85880a25cb00a916e1898f251c949a8457741.jpg)
マストイートは、石釜で焼いたピッツァ。驚くほど食感がモチモチしているのは、五島つばき酵母を用いて発酵させているから。トッピングの五島産の野菜や肉が、モチモチの生地をさらにおいしくする。
![五島産ほうれん草と五島豚のサルシッチャのピッツァビアンカ 1,300円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/0/1280wm/img_a057d7b58d6526e0d2a582dd349f9c30375898.jpg)
シェフは狩猟免許を持ち、イノシシやシカなど、ジビエがメニューに並ぶことも。ヴィーガンコース(前日までに要予約)も、五島の食材を中心にしたものだ。
![五島牛のボロネーゼ 1,200円。五島牛100%の贅沢な一品。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/a/1280wm/img_da03837d6a31ebe338a3c3ef8e1908ea352057.jpg)
町の中心部からは車で10分ほど。日本有数の美しさを誇る高浜ビーチに向かう途中にある。絶景の余韻とともに、島の恵みを味わってみては?
![ランチタイムの窓際は特等席。空気も澄み渡って気持ちがいい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/2/1280wm/img_b21ff2009c8ee2dd43d07db6dca349a7335987.jpg)
島食Gino
所在地 長崎県五島市岐宿町河務593
電話番号 0959-82-1680
営業時間 11:30~15:00、18:00~21:30
定休日 月曜
https://www.facebook.com/gotogino/
2022.01.14(金)
文=芹澤和美
撮影=鈴木七絵