変幻自在の演技力と存在感を放つ名優であり、また芸能界イチの服好きとして男性ファッション誌で度々特集が組まれることも多い俳優・滝藤賢一。すべて私物の173日間密着218コーディネートを掲載した初のスタイルブック『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』が話題だ。

 思いのままにおしゃれを楽しむその着こなしに加え、クスリと笑える写真や解説。そんな楽しい著書のこだわりや“滝藤流ファッション”について話を聞いた。

「今日は皆さんのために柄を着てきましたよ(笑)」

――滝藤さんの着こなしは柄ものや明るい色のものなど難易度が高そうですが、毎日の朝の着替えにかかる時間はどれくらいですか?

 3分くらいじゃないですか? 計ったことないから分かりませんけど。着たいものを決めて、それに合わせていくだけです。もちろん翌日の予定次第では前日から考えるときもあります。

――今日は柄on柄の着こなしですね。

 滝藤と言えば柄ってイメージがあるでしょうから。今日、柄で来なかったら「柄じゃねえのかよ!」て突っ込まれそうで。皆さんのために着てきましたよ(笑)。

 上半身は全部ペイズリーです。おんなじペイズリー柄同士、最高にカッコよくないですか?

 シンプルな格好もするんですよ。柄もシンプルも好きです。色を入れるのも好きですね。こんな大変な時期だからこそ、余計に綺麗な色を着たくなる。部屋着でボロボロのスエットを着るより、好きな色や柄を身につけたらテンション上がるじゃないですか。超単純でしょ(笑)。そんな風に何でもかんでも楽しんで人生を謳歌しております。

2021.09.24(金)
文=天野真由美
撮影=平松市聖