コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
読んだ人の美容の扉を開く「BEAUTY DOOR」。今回は万能の美肌成分ビタミンCを最高の鮮度で肌にチャージしてくれる「my EVERY フレッシュCマスク」に迫ります。
鮮度の高いビタミンCを肌に届けることにこだわった形状
「風をひかないようにビタミンCを摂りなさい」と、誰もが親に言われてきたと思う。ビタミンCの特性は高い抗酸化力。ストレスや外敵によって体内に発生する活性酸素を除去し、体のダメージを食い止めてくれる。生きているとストレスは次々と発生し、そのたび体内でビタミンCが消費されるので、日々補うべきだというわけ。
スキンケアにおけるビタミンCも同じ意味をもち、美容皮膚医療の現場でも長く使われてきた万能の美肌成分。過剰な皮脂を抑制して毛穴を引き締める働きももつ。ただし、原料としてのビタミンCは粉状で、水と合わせると水中の酸素に触れ徐々に効力が薄れてしまう。そこでスキンケアファクトリーという、皮膚科の院内処方コスメも扱うメーカーが考えたのが、ビタミンC誘導体を使う直前に水と混ぜ、1回ごとに使い切ること。
「myEVERY フレッシュCマスク」は、1回分のビタミンC誘導体とコインマスク、希釈水がセットになっていて、使うたび、肌の透明感やなめらかさを驚くほど鮮やかに感じられる。肌のサプリメントとして、永遠に使い続けたい逸品だ。
マイルドタイプを3日間連用で効果を実感
ビタミンCの濃度を下げた初心者向け。3日連続使用を勧める、お得な「ビタミンC 3日間プログラム」も実施中。
スキンケアファクトリー
大塚真里(おおつか・まり)
エディター。出版社に編集者として勤務後、化粧品メーカーのクリエイティブ担当を経て独立。雑誌編集や広告制作など活動中。自著の『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『肌がきれいになる』(ともに小社刊)など書籍も多く手がける。
Column
大塚真里の美容の扉
コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
2021.03.30(火)
composition & text:Mari Otsuka
photographs:Hiroki Watanabe