コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
読んだ人の美容の扉を開く「BEAUTY DOOR」。今回は健やかな美しさを育てるスキンケア「ライスパワーNo.11」に迫ります。
乾燥など多くのトラブルの原因・バリア機能にアプローチ
乾燥肌やトラブルを抱える肌の多くは、肌が本来もつうるおいを保つ力=角層のバリア機能が弱い状態。角層に並ぶ細胞が不健全だったり、隙間を埋める細胞間脂質の量が少なかったりする。守る力が足りないから、ささいな刺激もトラブルへと発展してしまう。この状態を改善するのに有効なのが、香川県の勇心酒造が2001年に生み出した「ライスパワーNo.11」だ。
米を「日本型バイオ」という独自の技術を用いて発酵させた、スキンケアのためのエキス。表皮の奥の基底層まで浸透し、表皮細胞に働きかけ、細胞間脂質を増やす。一般的な保湿成分の働きが水分を抱え込むことであるのに対し、「ライスパワーNo.11」は肌そのものに働きかける。「皮膚水分保持能の改善」という効果が公に認められた、極めて本質的な保湿ケアなのだ。
この「ライスパワーNo.11」を肌に届けるために生まれたのが「ライース アクティブ リエイジングエッセンス」。
洗顔後すぐの肌にすっとなじみ、適度なしっとり感を残すのがなんとも気持ちいい。いつものお手入れにプラスして続けられる価格も、また魅力的。
「ライスパワーNo.11」は美しさの根源にアプローチ
バリア機能が乱れた肌(左)は、保湿剤を塗っても隙間から潤いが逃げ出してしまう。「ライスパワーNo.11」のケアによって表皮を健康に整え、角層のバリア機能を密にすれば、潤いが逃げにくく、外的刺激の影響も受けにくい肌へ(右)。
勇心酒造
フリーダイヤル 0120-73-4141
http://www.yushin-brewer.com/
大塚真里(おおつか・まり)
エディター。出版社に編集者として勤務後、化粧品メーカーのクリエイティブ担当を経て独立。雑誌編集や広告制作など活動中。自著の『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『肌がきれいになる』(ともに小社刊)など書籍も多く手がける。
Column
大塚真里の美容の扉
コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
2021.03.31(水)
composition & text:Mari Otsuka
photographs:Hiroki Watanabe