バレエをモチーフにした新作ウォッチ「レディ アーペル バレリーナ ミュージカル」
ヴァン クリーフ&アーペルより、バレエをモチーフにした新作ウォッチ「レディ アーペル バレリーナ ミュージカル」が発表された。
ヴァン クリーフ&アーペルの創業者一家のひとり、クロード・アーペルと、著名な振付家でニューヨーク シティ バレエ団の共同創設者でもあるジョージ・バランシンの親交がきっかけで誕生したバレエ作品「ジュエルズ」。
「ジュエルズ」は全3幕から成り、第1幕「エメラルド」はガブリエル・フォーレ、第2幕「ルビー」はイーゴリ・ストラヴィンスキー、第3幕「ダイヤモンド」はピョートル・イリイチ・チャイコフスキーと、それぞれひとつの宝石とひとりの作曲家に結びつけられている。
その「ジュエルズ」にオマージュを捧げ、ヴァン クリーフ&アーペルの時計制作において初めて音楽と動きを真に融合させたのがこちらの新作ウォッチ。
舞台を文字盤の上で立体的に再現することで、バレエの魅惑を余すことなく描き出し、文字盤の上部にセットされたダイヤモンドで、煌めくシャンデリアと豪華なカーテンを表現。
そして、操作に応じて、文字盤下部の幕が開いてバレリーナたちが美しいチュチュを纏って登場。同時に「ジュエルズ」に対応したメロディが、カリヨンとオルゴールの澄んだ音色で奏でられるという仕掛けだ。
10年前に構想されたこのプロジェクトは、手巻き機械式ムーブメントとオンデマンドアニメーションの開発になんと7年もの歳月を費やした超大作。
音楽と動きを高いレベルで融合させたメゾン初のウォッチに、愛好家たちから熱い視線が注がれることは間違いない。
ヴァン クリーフ&アーペル
2021.03.03(水)
文=CREA編集部