【2021年2月】悟明老師が占う「開運行動」

 今月は、災いから身を守ることに重点を置きましょう。

 お守りとして身近に置いてほしいのは「龍亀」です。

 頭が龍、体が亀の形をした伝説上の神獣で、龍は皇帝、亀は万寿を意味し、招財と長寿が叶うほか、また、邪悪なものを遮って幸運をもたらすパワーがある吉祥物として親しまれています。

 甲羅の上に小さな亀が乗っているもの、たくさんの硬貨の上に鎮座しているものなど、さまざまな趣きの置物があるので、風水ショップなどで、お気に入りの意匠を探してみてください。

 置物の購入が難しいようなら、画像検索をして、気に入った絵や写真をプリントして代用を。

 また、邪悪なものが怯えるという権威ある神様「石敢當」の文字が刻まれた風獅(シーサー)を飾るのもいいでしょう。こちらも置物を手に入れるのが理想ですが、写真で代用しても。

 龍亀も風獅も、リビング、オフィスのデスクの上などのよく目につく場所へ。どちらも顔を外に向けて飾ってください。

 心の平安を保ちたいときには、寺社へのお参りがおすすめです。台湾では、若い世代でも日常的に廟にお参りする人が少なくありません。

 現状を変えたいときには、株の購入に挑戦してみるのもいいでしょう。勘を頼りに思いつきで……というより、市場をよく観察して売買するのに向く時期です。

 今月のラッキーカラーは、土に属する色。一番良いのは、赤。次に黄。黒も悪くないでしょう。

 避けたほうがいいのは、緑と白です。

 吉方位は南と北。起業、職探しに向き、引き立て運も得られやすい方角です。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.01.30(土)
文=堀 由美子