東京ミッドタウンに 人気の小石原焼が集結

 2020年9月11日(金)~13日(日)まで、東京ミッドタウンで「天空の窯郷 小石原マルシェ2020」が開催される。

 約350年の歴史がある小石原焼。その特徴は、器をろくろで回しながら刃先や刷毛を用いて規則的に入れる紋様だ。

 1682年に筑前福岡藩・3代目藩主が焼物を作り始めてから、どこか素朴なデザインと風合いで日用雑器として親しまれてきている。

 今回の「天空の窯郷 小石原マルシェ2020」は、全国各地で小売店の休業や陶器市、イベント等の開催中止・延期が発表されているなか、伝統的工芸産地(福岡県・小石原焼陶器協同組合)の支援を目的に開催されるものだ。

 当日の会場ではオンラインで産地とつなぎ、直接作り手からの接客を受けることができる。

 小石原焼の産地である福岡県・東峰村は、標高1,000メートル級の山々に囲まれた自然豊かな土地だ。

 約50窯あるうち、今回のマルシェには35の窯元が参加する。 現地に赴くのが難しい今だから、直接窯元と話しながら器を選べるマルシェは貴重なチャンス。ぜひ、日々の暮らしを彩るお気に入りの逸品を見つけてみては。

天空の窯郷 小石原マルシェ2020

所在地 東京ミッドタウン ガレリアB1アトリウム
開催日時 2020年9月11日(金)~13日(日) 11:00~18:00
参加 福岡県 小石原焼・高取焼(全35窯元)
主催 福岡県朝倉郡東峰村・小石原焼陶器協同組合

2020.09.08(火)
文=木間のどか