ラテンアメリカ文学×フェミニズム小説

『女であるだけで』

 メキシコの静かな村で起きた夫殺し事件。犯人のオノリーナは、禁固20年の刑罰を受ける。

 夫のDVや貧困、先住民であり、女であるがゆえに受けた差別と苦難。理不尽で困難な出来事が次々と明らかになっていき──。

 主人公の言葉が胸を打つ。

『女であるだけで』

ソル・ケー・モオ 著 吉田栄人 訳
国書刊行会 2,400円

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次の記事に続く 又吉直樹&せきしろの『蕎麦湯が来ない』 CREA編集...

CREA 2020年5月号
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