いやぁ、寒いですね。
ちょうど1年前の今ごろ、毎日のように『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の撮影をしていたなぁ。
ネコがこたつから出てこなくて、2時間「こたつ待ち」したことを思い出す。
冬は、日中の暖かい時間帯じゃないと、ネコが出てこない。
今回は、久々に根津に行ってみた。
根津は東京都文京区にある下町。
身内の出身地ということもあり、何度か訪れたことがある。
赤札堂は下町中心に店舗展開しているスーパーマーケットで、見かけると「下町っぽいなー」と思う。
夫の幼なじみのお店「ちゃんこ 大麒麟」。みそちゃんこが特におすすめ。「幼なじみのお父さんが親方」って、ちょっとすごい。
ちなみに、力士がゲン担ぎに鶏肉の入ったちゃんこを食べるのは、豚や牛と違って、鶏は2本足歩行で手をつかないからなんだって。
知らなかった!
ぶらぶらとあてもなく歩いていると、さっそく駐車場にネコ発見。
駐車場でごろんごろん。
お隣の町、谷中はネコの町として有名だけど、根津にもけっこういるんだなぁ。
人慣れしていて、全般的に警戒心がない感じ。
スケッチブックに絵を描いている人がいっぱいいた。
「坂上の日本医科大学の西横を曲がった同大学同窓会館の地に、夏目漱石の住んだ家(“猫の家”)があった。『吾輩は猫である』を書き、一躍文壇に出た記念すべき所である」
そうなんだー!
『吾輩は看板猫である』という本を出しておきながら、知らなかった……。
手前味噌ですが、なんと最近、韓国版も発売されました。
昔から根津は、ネコの町だったのだ。
ぐるぐる歩き回ったらおなかが空いた。
そして今日は体の芯から冷える……。なんか温かいものが食べたいな。
あ、行列の出来るお蕎麦屋さん、今日は空いてる!
週末はいつも並んでいるお店。
根津神社のつつじ祭りの頃は、さらに大行列。
平日はすんなり入れる様子。
雰囲気がよくて、接客もとっても感じのいいお店なのだ。
たっぷりのあんに、おあげとしょうが、白髪ねぎ。
めちゃめちゃあったまりそう。
というか、すんごい熱い……ッ!!!
最後まで超熱々であった。美味しかった。
2012.12.28(金)