ランタン祭りは年2回だけど
いつでも楽しむ方法があります!

新北市の東部を走るローカル線「平渓線」。黄色いディーゼル車だ。
新北市の東部を走るローカル線「平渓線」。黄色いディーゼル車だ。

 台湾人はランタンが大好き。それは日本人が花火に魅かれるのに似ている。

 前回ご紹介した、平渓(ピンシー)スカイランタンフェスティバルは、元宵節(台湾の旧正月)と中秋節(9月の中秋の名月)の、年に2回だけ開催されるお祭りだ。
 
 しかし、台湾人のランタンを愛する気持ちは強い。

 どうしても毎日楽しみたい。そんな願望を満たす場所は、新北市の東部を走るローカル線「平渓線」に点在していた。

終点の「菁桐」駅。
終点の「菁桐」駅。

 平渓線は、今から約100年前、「菁桐」が炭鉱の街として栄えた当時に整備された。

 駅の数は全部で11。「十分(シーフェン)」駅や、スカイランタンフェスティバルが行われる「平渓」駅など、観光地としての見どころが豊富な路線だ。

 せっかく行くなら終点の「菁桐(ジントン)」駅にも下車したい。

 ということで、今回は新北市を走るローカル線「平渓線」途中下車の旅をご案内します。

2018.10.12(金)
文・撮影=CREA WEB編集室