Magnificent View #1425
アスンシオン(パラグアイ)
パラグアイの首都、といっても、高層建築も少ないアスンシオン。1537年に築かれたこの街は、旧宗主国のスペインが南米の他の都市に探検家を送り出す拠点だったことから、「母なる都市」とも呼ばれている。
スペイン統治時代の建物が残る街が面するのは、豊富な水量を誇るパラグアイ川。碁盤の目状に整備された街には亜熱帯植物が茂り、南国らしい風情を漂わせている。
旧市街の中心にあるのは、ご覧の英雄広場。その一角には、美しいドーム型の霊廟が立つ。戦争で亡くなった国の英雄を祀るここは、アスンシオンの人々にとって大切な場所でもある。
この一帯は政府機関や企業のビルも立つが、木陰ではマテ茶を飲みながらくつろぐ人も。新市街は開発も進んでいるが、旧市街にはいまだのんびりとした時間が流れている。
文=芹澤和美
