素肌に触れる起毛まで
計算された、なめらかな着心地
パタゴニアといえば、環境に配慮してオーガニックコットンしか使わないことで知られるが、新コレクションが目指したのはその先。オーストリアを拠点とするレンチング社の協力のもと、〈木材80%+端切れをリサイクルしたコットン20%〉の新素材リフィブラ・リヨセルを採用。原料の木材は、循環型生産の中で製造される木材パルプ。そこから危険な化学品を使わずに取り出されたセルロース繊維と、繊維化したリサイクル・コットンを組み合わせ、さらにこれまでのリサイクル素材では難しかった、なめらかな着心地も実現させた。
コレクション全体はシンプルさを念頭にデザインされ、ソフトで光沢のある素材は、体に触れるとシルクのような感触。通気性と吸湿発散性も備え、旅先でも、街の日常シーンでも活躍する。こんな服があれば、〈自然と共生する社会〉はきっと、もっと身近になる。
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パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
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http://www.patagonia.jp/
2018.06.15(金)
Photographs=Shinsaku Kato〈still life〉, Kate Holstein
Styling=Kiyomi Shiraogawa
Cooperation=SCRAP PAGES, PROPS NOW