都会にいながら、日常を忘れて心地よく過ごす。スパ施設「Spa LaQua」は、そんな時間がかなう場所。半日でも充分に心と体が緩むリラクゼーションを。

 仕事や用事が一段落して、のんびりと過ごせそうな平日の午後。遠出はできないけれど、心地よく気分転換したい……。そんなときは、都会の真ん中でひとりリゾート。予約いらずで、思い立ったらすぐ行ける「Spa LaQua」へ。

◆檜の露天風呂でリラックス

[14:00] @Spa

スパゾーンに新設された檜の露天風呂。

 2017年秋にリニューアルして、さらに楽しみが広がった施設に着いたら、まずは、都心にありながら地下1700メートルから湧く天然温泉が楽しめるスパゾーンへ。こちらには新たな湯船が登場し、3つの露天風呂に入れるように。とくに新設の浴槽はぬるめの湯に浸かれて、長湯にもぴったり。リラックスした時間に、疲れがすっと抜けていく。

▼ここが変わった!
スパゾーンに檜の露天風呂を新設。乳白色の炭酸・酸素泉は肌なじみがよく、保温・リラックス効果が高いそう。フィンランドサウナなども登場。

◆食事を楽しめるスペースも

[15:00] @LaQua Living

ドリンクを楽しめるラクーアリビングが新登場。

 温泉で体がほぐれたら、新設されたラクーアリビングへ。まるで自宅にいるような気分で過ごせる空間では、野菜やフルーツを取り入れたデリやドリンクを。ヘルシーなくつろぎの時間に、きっと体が目覚めていくはず。

デリのプレート・ボリューミー(1,274円・税込)は遅めの昼食に。
左:自宅にいるような気分で、ゆったり過ごせるラクーアリビング
右:モヒート(918円・税込)などのドリンク類はバーカウンターで注文を。

▼ここが変わった!
カフェとしても利用できるラクーアリビングが誕生。自由に読める本を片手にスムージーなどのドリンクを楽しめる。

◆いい汗かけるリゾート空間

[16:00] @Healing Baden

左:くつろげるスペースも。
右:開放感があって、まるで海外リゾート。

▼ここが変わった!
ヒーリング バーデでは4つの低温サウナのうち1カ所をフルチェンジ。アクアチタンを含む木材を使用した「鈦虹洞」は室温約60度ながら、心地いい暑さ。気持ちよく汗がかける。

 その後は、海外リゾートを思わせる空間が魅力のヒーリング バーデで低温サウナめぐりをして汗をかいたり、チェアに横たわってのんびりしたり。館内には11のサロンが揃うから、トリートメントでより贅沢な時間を満喫するのもいい。

◆便利な総合受付に注目

[18:00] @Treatment & Beauty

リフレクソロジー、フェイシャル、ヘッドスパ、ネイルなど、館内には多種多彩なサロンを完備。
迷ったらお気軽にご相談ください。

▼ここが変わった!
11あるサロンの総合受付カウンターを新設。好みや悩みに合わせた提案や、希望の時間に利用できるサロンを案内。

◆最後はラウンジでまったり

[20:00] @Ladies Lounge

明るい雰囲気の女性専用の休憩スペース。施術の後に、のんびりするのにも最適。横たわれるシートは気持ちがよくて、ついウトウトしてしまいそう。
自由に閲覧できる本も揃う。

 慌ただしい日常を忘れて、ただただゆっくりと過ごす。半日だけのひとりリゾートは、心と体のすみずみまでアップデートした気分に。

東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア
“キレイがかなう場所”をテーマに2017年10月リニューアルオープン。炭酸泉浴槽をはじめとする新たな設備が加わり、“癒しとくつろぎ”がさらにパワーアップした。これまでと変わらず、スキンケア用品や最新コスメが使い放題のコスメティックバー(100円・税込)やショップもあるから、ふらりと気軽に訪れて。

所在地 東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティLaQua5~9F(フロント6F)
営業時間 11:00~翌9:00 ※浴室の利用は~翌8:30(露天風呂~翌7:30)
料金 大人(18歳以上) 2,850円
※0~5歳児は入館不可、休日割増料金(土・日・祝・特定日) +324円、深夜割増料金(翌1:00~翌6:00在館) +1,944円、ヒーリング バーデ(18歳未満利用不可) +864円(すべて税込)

●お問い合わせ
スパ ラクーア

電話番号 03-3817-4173
http://www.laqua.jp/spa

2018.01.12(金)
Text=Mie Nakamura(JAM SESSION)
Photographs=Michi Murakami

CREA 2018年2・3月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

楽しいひとり温泉。

CREA 2018年2・3月合併号

ひとりに優しい宿こそ、いい宿でした
楽しいひとり温泉。

定価780円

2017年2月号で大好評だった「ひとり温泉」特集が戻ってきました。あるスタッフはこの1年、ほかの旅取材をしていても「この近くに、ひとり温泉にいい宿はないだろうか?」とアンテナを張り巡らせていたそう。そんな日々の努力が実って、今年も、ほぼ新規の宿ばかり100軒以上ピックアップ。今年も保存版ができてしまった予感。