女性のキレイと癒しのための新設備も誕生!

 「東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア」が約1カ月の大改装を経て、2017年10月5日(木)にリニューアルオープンした。

スパゾーンの露天風呂には炭酸泉の檜浴槽を新設。

 地下鉄後楽園駅からすぐの「スパ ラクーア」は、地下1700メートルから湧く天然温泉の「スパゾーン」、低温サウナなどを完備するリゾートエリア「ヒーリング バーデ」のほか、リラクゼーションエリア、レストラン&カフェ、各種トリートメント&ビューティー施設を完備し、疲れた女性の心と体をやさしく癒してくれる都会のリゾートスポットだ。

左:7階の「ランデブーデッキ」では空を眺めながらごろり。
右:ヒーリング バーデの屋外エリア。リゾート地のプールサイドの雰囲気を満喫できる。

 「ラクーアという名称は、リラックスを意味する楽(ラク)と、ラテン語で水を意味するアクア(Aqua)からきています。女性のキレイと癒しに効く“水”を、それぞれのスタイルで体験していただけたら」と、株式会社東京ドームの野中恭子さんは言う。今回のリニューアルのコンセプトはまさに「水」。それは、ロビーに足を踏み入れた瞬間から感じることができるだろう。

 館内各所で新しくスタートしたサービスから、注目のものをピックアップして紹介しよう。まずは、6階のスパゾーン。露天風呂に炭酸泉の檜浴槽、内湯に酸素泉の浴槽が新たに加わった。

スパゾーンの内湯に、保温効果を高めるといわれる「酸素泉」を新設。
こちらが酸素泉の浴槽。

 同じくスパゾーンにオープンしたのが、室温を約70度にしたフィンランド式サウナ。熱く焼けたサウナストーンに水をかけて蒸気をさせることによって、体感温度を調整することができる。

フィンランドサウナ「ヤルヴィ」。木のぬくもりを感じながらリラックスタイムを。

 女性浴室で受けられる、水を使ったトリートメント「ヴィシーシャワートリートメント」(有料)もユニークだ。8つのシャワーの水圧によって、全身の血行をよくし、デトックス効果を高めるというフランスの伝統的なスパ療法を、ぜひ試してみたい。

ヴィシーシャワートリートメントの導入は、日本の温浴施設では初となる。

 また、お風呂上りに身支度をするためのパウダーコーナーもリニューアル。既存サービスでもある「コスメティックバー」を利用すれば、リラックス三昧のあとにメイクをして街に出かけるという楽しみ方が可能となる。

パウダーコーナーに用意されているコスメティックバー。100円でブラシなどのアイテムセットを購入して利用する。

2017.10.15(日)
文=CREA WEB編集室