Magnificent View #1191
チャタム諸島(ニュージーランド)
(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
チャタム諸島は、南太平洋上にあるニュージーランド特別領。その名は、1791年に初めてこの諸島を訪れたヨーロッパ人、ウィリアム・ロバート・ブロートンが乗っていた探検船チャタム号にちなんで付けられた。
ここに最初に住んだのは、ポリネシアに祖先を持つモリオリ族の人々。その後、オットセイ猟や捕鯨をしていたヨーロッパ人、ニュージーランド本土のマオリ族の人々が続いた。
諸島合わせた全人口は、わずか760人ほど。主島となるチャタム島の中心地ワイタンギには、その約半数が暮らしている。
観光地としては決してメジャーではないが、諸島のひとつであるピット島は、世界で最も早く初日の出が見られる場所として有名。経度はサモアやキリバスのライン諸島のほうが東にあるが、1月は南東に行くほど日の出が早くなる。そのため、無人島を除けば、ここがどの地より早く初日の出が見られる場所となるわけだ。
年末からワイタンギに泊まり、ピット島に、世界の誰よりも早く初日の出を拝みにゆく旅行者もいるのだそう。
文=芹澤和美
