胴部にはカーネーションの柄をあしらって
全部で11を数えるというこけしの系統の中でも、津軽こけしは、伝統と風土が生み出したその愛くるしい表情で知られる。頭部はおかっぱ頭が多く、胴部に津軽藩家紋の牡丹模様やねぶた絵、アイヌ模様が描かれているのが特徴だ。「コシノ三姉妹こけし」には、ドラマ「カーネーション」にちなみ、胴部にカーネーションの柄があしらわれているのが微笑ましい。
丸若屋がプロデュースおよびデザイン監修を手がけ、青森県伝統工芸士のこけし工人・阿保六知秀(あぼ・むちひで)氏が製作を担当。4人の個性やくびれの表現にはこだわりを見せる。また、次女のコシノジュンコ氏本人が、髪形や表情をはじめ、こけし4体のチェックとアドバイスを行っている。
こけしに加え、「コシノ三姉妹こけし」のグラフィックを施したトートバッグ、マグカップ、メモ帳(一筆箋)、ステッカー、クリアファイル、そして缶バッジなど、幅広い世代が楽しむことのできる商品ラインナップが用意されている。
こけしのファン層を、さらに開拓してくれそうだ。
つがるこけし館
住所 青森県黒石市大字袋字富山72-1
電話番号 0172-54-8181
URL tsugarukokeshi.com
丸若屋 (オンライン販売)
URL shop.maru-waka.com/
2012.01.20(金)