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5年前に書いた初めての著書『絶対 美人アイテム100』(文藝春秋刊)でご紹介して以来、毎シーズン欠かさずワードローブに増え続けているサポートサーフェス。ニットジャケットやとろみ素材のコート、ワザありスカートなど、気づけば“3日連続で、ここの服着てる!”なんていうこともあるくらい、相変わらずツボに入っているブランドです。
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なかでもいちばん好きなのがワンピース。立体裁断から生み出されるドレーピーなデザインが特徴的で、つかず離れずのフォルムが大人のボディラインを優雅に底上げしてくれます。デザイナーの研壁宣男さんが“男性である自分が女性に着て欲しいもの”という視点でつくる服は、知的で意思のある女性像をイメージさせながらも、品のいい華やぎを忘れることがありません。
ボディコンシャスなセクシーさは気分じゃないけどミニマムすぎるのもつまらない……というワガママな要望にも懐深く応えてくれる、女らしさとモード感の絶妙なさじ加減があるんですね。
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実は2016年2月末に、新著『服を整理すれば、部屋の8割は片付く』(立東舎刊)を出版させて頂いたのですが、その出版記念パーティで着たのもサポートサーフェス。
ピンクベージュのワンピースは、素材にこだわるからこそ選んだという上質なポリエステルを使用。シワになりにくく扱いやすいというメリットはもちろん、ほどよいマット感やハリ感、落ち感が流れるように美しいドレープをかなえた、お気に入りの一枚です。
【お問い合わせ先】
サポートサーフェス
電話番号 03-5778-0017
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Column
河井真奈の「私が今、買いたいもの」
スタイリストの河井真奈さんが、プライベートで今リアルに欲しいと思っているほどお気に入りのアイテムをピックアップ!
2016.04.18(月)
文=村上治子