子どもの誕生は価値観を変える? 川上未映子さんと考える出産・育児
芥川賞作家・川上未映子さんの新刊『きみは赤ちゃん』(文藝春秋刊)は、自らの体験を活写し、そこから得た知識、教訓、反省、そしてノウハウが満載の育児エッセイです…
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2014/09/06
COLUMN
『乳と卵』で芥川賞を受賞した川上未映子さんは、2013年、同じく芥川賞作家である阿部和重さんとの間に男の子を授かりました。その経験を綴った本が、『きみは赤ちゃん』。この刊行を記念して、川上さんが、読者のみなさんの出産・育児に関する悩みにお答えします!
川上 未映子
1976年、大阪府生まれ。2007年、初めての中編小説「わたくし率 イン 歯ー、または世界」が第137回芥川賞候補となる。同年、坪内早稲田大学逍遥大賞奨励賞を受賞。2008年、「乳と卵」が第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞を受賞。同年、長編小説『ヘヴン』を発表し、芸術選奨文部科学大臣新人賞・紫式部賞を受賞。2013年、詩集『水瓶』で高見順賞、短編集『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の主な著書に『すべて真夜中の恋人たち』など。2011年に作家の阿部和重氏と結婚、12年に男児を出産した。