客室付きの半露天風呂。ヒノキと湯の香りが、なんともいえないかぐわしい湯けむりに。 温泉街の中心である総湯のすぐ目の前に位置。「湯の曲輪」の一角にある風情溢れる建物。 魯山人作の「暁烏」も間近で鑑賞できる。ほかにも、初めて絵付けした赤絵皿や屋号を刻した看板などの作品が。 骨董の家具と現代アートが調和する絶妙な空間センス。 左:肝ソースをかけて仕上げる鮑と雲丹とシャインマスカット。器は加賀ゆかりの作家・藤澤重夫の藍九谷。右:鱧の葛打ちや蟹真丈など、漆黒の輪島塗に白身の美しさが際立つ椀物。 左:冬の名物「ずわい蟹コース」は2名~だが、これだけは友人を誘ってぜひ。86,900円~(1泊2食付き、2名1室の場合)。右:お造りは橋立港で揚がった魚介。器は魯山人好みの美濃焼 紅志野。 夕食のお楽しみは、様々な器と食が響きあい、あでやかな景色を見せてくれる八寸。 大浴場も客室付きの露天風呂もすべて源泉かけ流し。豊富な湯量を誇る自家源泉から滔々とあふれる新鮮な湯は、肌あたりがまろやかで化粧水いらず。体の芯までじんわり温めてくれる。 離れ「有栖川」のヒノキを贅沢にあしらった客室付き半露天風呂。 細部にまで贅をこらした特別室「前田家ゆかり 御陣」。かつて魯山人も逗留した客室。 釘を一本も使わずに数年がかりで造られた離れ「有栖川」など文化財といってもいい特別な空間にも宿泊できる。 加賀旅先納税を利用して賢い旅を!