心洗われる地に立つ、嵯峨嵐山の福田美術館。 美しい水盤の前に、2019年10月1日(火)いよいよオープン。 ガラス張りのモダンな外観が目印。 竹内栖鳳、上村松園、横山大観など近世絵画のコレクションが充実。 作品との距離が最短で30センチ! ディテールを十分に楽しむことができる近さだ。 近代の京都画壇を代表する竹内栖鳳の描く虎とライオンは、ふわふわの毛の表現が特徴。虎のあどけない表情や小さなしっぽは、ネコのような可愛さ。 ガラスの壁を通して、外観の絶景を鑑賞できる廊下。 網代模様は、太さにバリエーションがあり、目線の高さによって、ガラス越しに見える風景の趣も変わる。 網代模様に張り合わせた大理石の壁。網代模様のガラス壁との対比が美しい。 満々と水をたたえた水盤には、庭の木々や青空が映る。 カフェから渡月橋と大堰川(おおいがわ)を望む。 木のテイストを生かしたカフェ。嵐山の喧騒を離れて、優雅なひとときを。